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Third Edition GURPS Basic Set →Third Edition GURPS Basic Set
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Kromm s Collection of Optional GURPS Rules(クロムの追加ガープスルールコレクション)とは、 Dr, Kromm (ドクター・クロム) こと Sean Punch (ショーン・パンチ)氏によるGURPS第3版の追加ルール集のウェブサイト。現在。このサイトはなくなっており、代わりに、Internet Archive Wayback Machineで見つかるキャッシュが残っている。 概要サイト構成 概要 Kromm s Collection of Optional GURPS Rules(クロムの追加ガープスルールコレクション)には、GURPS第3版の追加ルールが記載されている。 いわゆる「ハウスルール」である。 当時のハウスルールとはいえ、これらの追加ルールの中には、後にGURPS第4版を作る上で参考にされGURPS第4版に適用されたルールもいくらか含まれている。 サイト構成 これらのページはアーカイブから掘り起こすために読み込みに時間がかかることがあります。Loading... と表示されている間はしばらく待ちましょう。 Kromm's Collection of Optional GURPS Rules - Internet Archive Wayback Machineで見つかるキャッシュ。 Alternative IQ Calculation - キャラクターの知力を決定するハウスルールを掲載している。 Attribute Recognition Extended Magery Generalizing the Armor-Piercing Enhancement Magical Ammunition New Spells Quick n' Dirty Addendum for Naval Combat at TL3- The Silver Sword of Saint Allannon Spell Research Weapon Master Expanded Cinematic Fast Learning これらのうち、 Alternative IQ Calculation は、Dr.Krommから翻訳掲載許可を得たELIZA氏による日本語版が『もうひとつの知力計算法』として掲載されている。
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「アメリカン・コミック」の略称。特にヒーロー・コミックを指す。 主にアメリカで発売されているコミックブックで、原型が出来たのは1930年頃と古い。 それ以前にもパルプ小説などがあったが、スーパーマンによってスーパーヒーローが誕生。 以来発展を続け、ジャズやハリウッド映画同様、現在では立派な文化の一つとして見なされている。 アメコミの中でも特に長編かつ、内容の濃いものをグラフィックノベルと呼ぶ事もある。 ここでは主にヒーローコミックを扱う。 特徴 アメコミにおけるヒーロー像 分類DCコミック(DC Comics) マーベル・コミック(Marvel Comics)アマルガムコミックス(Amalgam Comics) その他のアメコミダークホースコミック(Dark Horse Comics) イメージ・コミック(Image Comics) T.M.N.T ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ(Teenage Mutant Ninja Turtles) アメリカンコミックの映像化 格闘ゲームにおけるアメコミ MUGENにおけるアメコミ 特徴 詳しい歴史については、Wikipediaに詳しい説明があるためここでは割愛する。 ストーリー上の特徴としては殆どが「ヒーローがヴィラン(悪党)をやっつける」というパターンである事が挙げられる。 謎めいたヒロインの秘密を探求したり、隠された歴史の謎を解き明かしたりといったものは少ない。 これは1960年代に制定されたコミックス倫理規定によりコミック内容に多数の規制が課せられ、 子供っぽい「ヒーローもの」以外が事実上販売できなくなった事による。 それ以前は西部劇、ホラー、ミステリ、ハードボイルド、海賊物、SF、少女向けの恋愛物など、 現在の日本マンガに匹敵する多ジャンルのメディア媒体として機能していた。 規制開始当初はヒーローもヴィランもテンプレートなものが多く、正に「子供向け」だった(と言うかそれしか描けなかった)が、 ベトナム戦争や読者層の成熟と共に、人種差別やマイノリティ、犯罪抑止論などの社会問題も積極的に盛り込まれ始め、 最終的にはアメコミ史上の最高傑作と名高い『ウォッチメン』『ダークナイトリターンズ』によってリアルな方向性が決定付けられた。 これらはアメコミヒーローのいる世界を徹底的にリアルに描く事で「大人にも通用する文学作品」という分野の開拓に成功したのだが、 同時に「バイオレンスな作品にすればヒットするのか!」という誤解を招く事になり、無意味に過激な作品が大量に出回っていた時期も存在する。 それに伴って1980年代後半から1990年代前半にかけては、やはり無意味にヒーローを痛めつけ、殺したり代替わりさせたりと言った流行もあった。 その後は各作品ごとの設定を整理したり、リセットしたりする事で再統合されているが、こういった事情に関しての詳細は後述にて。 基本的にヒーローやヴィランの多くは一般人よりも強く、特殊な能力を持っているが、 作品が極めて多く、連載年月が長いせいもあってか能力が非常に多彩であり、トップとボトムの差も激しい。 例えば、弱い方だと、 「弓がうまいです」(グリーンアロー) 「カンフー習いました」(クエスチョン) 「パワーがそれなりで空を飛べます」(ヴァルチャー) というようなもので、正直に言って鍛えた人間と同じレベルである。 逆に強い方だと、 「北欧神話の雷神トールです」(ソー) 「あらゆる原子を操作・分解・再構築できるし何やっても死にません」(Dr.マンハッタン) 「主食は惑星です、地球壊して食うけどいいよね?」(ギャラクタス) というレベルまで行く。時間移動や次元移動がデフォルトになっているキャラクターも多い。 「その国の漫画」の単位で括って考える分には日本も特に変わらないのだが、 このレベル差のある連中が同一世界観どころか同作品中で戦っているのがデフォという点が日本のそれと違う点であろう。 このように能力の上下幅は酷いが、能力的に低い奴が高い奴に勝ってしまう展開も無いわけではない。 その典型的な例がバットマンとパニッシャーだろう。 まずは相手の弱点をきちんと把握し、そこに焦点をあわせた装備と作戦を整える事で、 彼らは常人であるにも拘らず、スーパーマンを始めとする他の超人系のヒーローと互角以上に渡り合ってしまう。 また、著作権が作者ではなく出版社に帰属する上、連載期間が非常に長いため、 複数の作者が同じ作品を書いたり、別の作者が後を継いだりする事が普通にある。 それにより、アメコミのヒーローには「代替わり」や「無かった事」が比較的よく見られる。 グリーンランタンやフラッシュがよく代替わりした例である。 無かった事に関しては……。 スパイダーマンなんかは、メイおばさんが「あなたの正体を知っていたのよ」と言い残して亡くなる感動ストーリーの後、 実はメイおばさんは生きていた!と死んだのは偽者だった事にされ、一気にダイナシになってしまったり、 実はスパイディはクローンと入れ替わっててクローンと戦ったけど実はクローンが本物で別のヒーローになったんだけど実はクローンで…… と何を言っているんだかわからないと思うが、ライターにも読者にも良くわからない展開(『クローン・サーガ』)にされてしまったり、 歴史が長い人気キャラである為か、こういったアメコミ著作権の悪い部分を、一身に引き受けてしまっていたりする。 他にもスーパーマンが前述のヒーローを痛めつけるブームの際に殺されてしまったり、 バットマンも読者投票でジョーカーにロビンを殺されたり、脊髄を折られて一時期引退していたりする。 現在はバットマン、スーパーマンともに復活しているが、ファンの間でも賛否両論分かれる展開であった事は間違いない。 そのかわり、出版社が保有しているヒーロー同士のクロスオーバーが頻繁に見られたり、 また多種多様な絵柄、ストーリーを楽しむ事ができたりと、一概に悪い面だけではない。 他に、日本の漫画との大きな違いとして、以下が挙げられる。 執筆者が完全分業制(ストーリーの原案・原作担当であるライター、線画担当のペンシラー、ペンいれ担当のインカーなど) 複数タイトルが収録される日本の漫画雑誌とは違い、1タイトルごとに1冊の小冊子(リーフレット)で月刊ないし週刊発行される。 単行本はTPB(トレードペーパーバック)で発行される。映画のパンフレットのような造り、といえばわかりやすいか。 復刊タイトルや総集編などはハードカバーになる事もある。 基本的にフルカラー。 そもそもコミックという名前が「滑稽」という意味の言葉である事などからも窺えるが、 本国でも基本的にはコミックは大人の読むようなものではないとして低く見られがちである。 が、中には高く評価され文学賞を受けている作品も多数ある。 こちらは彼らにとっての“コミック”の範疇から外れるので、呼び名が“グラフィックノベル”に変わる事もあるが。 印刷報道、文学、作曲に対して与えられる米国で最も権威ある賞であるピューリッツァー賞を受賞した『マウス』、 最高のSF作品に贈られるヒューゴー賞を漫画作品で唯一受賞した『ウォッチメン』、 世界幻想文学大賞を受賞した『サンドマン』が顕著な例だろう(MARVELではない)。 また当然ながら日本のマンガ、特撮のヒーロー作品も多大な影響を受けている。 有名な例としては『仮面ライダー』の最初の対戦相手が蜘蛛男、蝙蝠男だったのは、 両方とも気味悪がられている生き物で怪人の素材としてもってこいという理由も当然あったにせよ、 偉大な先達にして著名な2人のヒーローを超えようという、製作者達の意志の表れと見る事もできるだろう。 また一時期、東映とマーベルコミックスは相互作品の使用契約を結んでおり、東映版が製作されたヒーローもいる。 また手塚治虫は少年時代、海外の漫画作品に強い衝撃を受けた事を語っているし、 鳥山明、荒木飛呂彦の作品は、擬音や演出などにアメコミテイストが顕著である。 他にも『るろうに剣心』の作者・和月伸宏は大のアメコミ好きで有名で、 同作にはガンビット、ベノム、アポカリプス、オメガレッドのソックリさんが登場していた。 また原哲夫や車田正美はフランク・フラゼッタ(コミックアーティスト、イラストレーター等)の影響を受けたという。 ちなみに1970年代には池上遼一氏による『スパイダーマン』が発表されていた事は有名なのだが、 1990年代前半には日本でもアメコミブームが起きていた為、スポーンやX-MENの翻訳の他、 ミュータントタートルズなどは日本独自の漫画が製作、販売されていたりもする。 長らく絶版となっていた『ウォッチメン』の再販が(翻訳アメコミにしては)ヒットした事を受けて、 同じく入手困難となっていた翻訳アメコミの傑作や、翻訳が待ち望まれていた作品などが次々にリリースされている。 一時期に比べてだいぶアメコミに触れやすくなっているのは、日本のファンにとって喜ばしい時代である事の証左といえよう。 アメコミにおけるヒーロー像 誤解されがちだが、アメコミにおけるヒーローとは「超人的な能力の保有者」の事ではない。 確かに誰も彼もが派手なコスチュームを着込み、凄い超能力を所持して戦っているように見られがちではあるのだが、 決して能天気に「HAHAHA」と笑いながら悪党をぶっ飛ばすだけがアメコミヒーローではないし、 バットマンやグリーンアロー、パニッシャーやロールシャッハなど、本当に常人並みの力しか持っていないヒーローも数多くいる。 性格も千差万別で、誰もが認める高潔なヒーローから、狂人にしか思えないようなヒーローも存在する。 では、一体ヒーローとは何なのか。 それは「正義とは何かについて考えながら、力の有無に拠らず、正義の為に戦う事を躊躇わない者」であると言えるだろう。 ――つまりは、人智を超えた力など無くても「世界をより良くするため」身体ひとつで大災害や凶悪犯罪に挑む消防士や警察官、 あるいは不正を暴こうとするジャーナリストや、発展途上国で活動する医師等の人々も、 コミックで活躍している者達と同じく「ヒーロー」なのである。 実際に、9.11で自らの身を省みず崩壊するビルに突入し消火・救助活動を行った消防士や救急士、 それにハイジャックされた旅客機を都市部に落とさせないためにテロリストに抵抗した乗客を描いたアメコミも存在している。 そして日本の漫画と大きく違う点として、アメコミの世界観はごく一部の例外を除いた全てが「現実の世界」を舞台にしている。 その為、幾らヒーローが大量にいようとベトナム戦争には敗北したし、9.11も阻止する事はできなかった。 つまり現実に対して、アメコミヒーロー達は無力という事が判明しているのだ。 だからこそ、彼らは9.11に対して己の命を顧みずに戦った「ヒーロー達」に対して敬意を払うし、 今もなおライター、編集者、そしてヒーロー達は一丸となってコミックの中でも戦い続けているのである。 たとえこの世に神はいなくとも、ヒーロー達は何処かにいる──そんな風に子供達に思ってもらえるように。 分類 アメコミの出版社は日本の漫画出版社と同じく複数存在する。まずはDCとマーベルの2大勢力から紹介しよう。 スーパーマン、バットマン、スパイダーマン、X-MENなど、有名なヒーロー達は大概がこの二社に所属している。 そのせいかどうか、アメコミを知らない人には「みんな同じ世界で活躍している」といった誤解を持っている人も少なくない。 これら2社は互いにライバル関係であり、基本的には没交渉だが、決して交流がない訳ではなく、 『Marvel vs. DC』や『パニッシャーVS.バットマン』のような、双方のキャラクターが競演する夢のような企画も存在する。 しばしば2ちゃんねるの「最強スレ」で話題になる「ブラザーズ」はこういったクロスオーバー企画の出身。 その延長として、双方の世界(というかキャラクター)が融合した「アマルガムコミックス」という悪夢のような企画もあったり。 DCコミック(DC Comics) DCコミックに著作権が帰属する一連の作品群。 アメコミ初のスーパーヒーローである『スーパーマン』を筆頭に、『バットマン』『ワンダーウーマン』『フラッシュ』『グリーンランタン』 『ティーンタイタンズ』『シャザム!』『アクアマン』『ホークマン』『スワンプシング』など、人気シリーズを多く抱えている。 スーパーマンのように完全に宇宙人のヒーローもいるため強いヒーローはとことん強いが、バットマンのような生身ヒーローもいる為、アップダウンは激しい。 また、作品同士はマーベルコミックほどキャラクターの流動は行われていないが、全てのキャラクターが集結するクロスオーバーシリーズ 『ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ(JLA)』(アニメではジャスティスリーグ)や『ジャスティス・ソサイエティ・オブ・アメリカ(JSA)』がある。 その他に神話的要素を盛り込んだ『サンドマン』などがある。 また、世界観を共有しない独立した作品として「オリジナルのヒーローが複数存在する都市を舞台にした」クロスオーバー『アストロシティ』や、 現実においてヒーローという存在を突き詰めた傑作『ウォッチメン』などがある。 話が進むに従って、ヒーローが戦後に登場したメインの世界に加え、 ヒーローが戦前から活躍している世界、ヒーローとヴィランの善悪が逆転している世界、 DCコミックス社が他社から権利を買ったキャラが存在する世界など、さまざまなパラレルワールドが作り出され世界間でのクロスオーバーも行われてきたが、 その結果設定が複雑になりすぎたため80年代に「クライシス」というイベントで数多くの作品で大幅な設定刷新が行われ、 設定レベルで「多数のパラレルワールドが一つになった」ため、単発の企画物やら外伝作品やらなどを除けば、 「基本的に」パラレルワールドなどは存在しなくなった。 そういった企画物としては「スーパーマンがソ連に落着していたら」「バットマンが19世紀に誕生していたら」などが存在する。 その中にはスーパーマンの復活を描いた『キングダム・カム』、同じく引退していたバットマンの復活を描いた傑作『ダークナイト・リターンズ』 『ダークナイトリターンズ・ストライクスアゲイン』なども存在する。 しかし2000年代に起きたイベント『インフィニット・クライシス』によって52の世界が誕生し、多次元世界観が復活した。 この世界はそれぞれ「Earth-1」「Earth-2」と番号が付けられている。*1 さらに2011年のイベント『フラッシュポイント』の最終話にて新たな展開が始まった。 これまでのクライシスのような設定の整理や変更にとどまらず、これまでのDCユニバースがリセットされ、 ヒーローが登場してから5年後という世界を主な舞台とした再スタートしたシリーズ、「NEW52」である。 これは作中的にもメタ的にも長期展開により広大化しすぎた設定や複雑化しているキャラ同士の関係性を取っ払い、 新規読者にもとっつきやすいものとする事が目的であり、コスチュームやキャラクターなどもやや現代寄りになっている。 一方で「5年後」が表す通り各作品におけるオリジン(ヒーロー・ヴィランとなったきっかけ)や一部の重大事件も既に起きた過去の事件という事になっている。 その後5年間のストーリー進行を経て2016年2月、再構成された世界観とフラッシュポイント以前の世界観、 そして全く違う世界観がNEW52を中心に融合した再リランチ『DCリバース』が開始した。 『スーパーマン』:弾丸よりも速く、機関車よりも強く、高いビルディングもひとっ飛びの鋼鉄の男が、街を、人々を、世界を救うために戦う。スーパーガール、スーパーボーイ、パワーガールなどのスピンオフがある。 スーパーマン、レックス・ルーサー、スーパーガール、スーパーボーイ、スティール、エラディケイター、ブレイニアック、ダークサイド、 ドゥームズデイ、ビザロ、パラサイト、ザ・サイボーグ、Mr.Mxyzptlk、ゾッド将軍、モングル等。 『バットマン』:ダークヒーロー・バットマンと犯罪都市ゴッサムシティの悪人達との物語。人の心の闇や異常心理に焦点を当てるようになる。『ティーンタイタンズ』のロビンは彼のサイドキック(相棒)である。代表作は『ダークナイトリターンズ』『キリングジョーク』。 バットマン、ロビン、ジョーカー、ジェームズ・ゴードン、バットガール、バットウーマン、キャットウーマン、ナイトウィング、アズラエル、 ペンギン、トゥーフェイス、リドラー、ミスター・フリーズ、ハーレクイン、ポイズン・アイビー、ラーズ・アル・グール、ベイン、スケアクロウ等。 『ジャスティスリーグ』:メンバーの数が多く、入れ替わりが激しいヒーローチームその1。DCヒーローてんこ盛り。 スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマンのビッグ3の他、フラッシュ、グリーンランタン、マーシャン・マンハンター、 プラスチックマン、アクアマン、ホークマン、ホークガール、グリーンアロー、クエスチョン、アトム、ザターナ、アイス、ブラック・キャナリー等。 『ティーンタイタンズ』:有名ヒーローのサイドキックや同世代の若いヒーローで結成されたチーム。ジャスティスリーグ予備軍。 ロビン、ワンダーガール、キッド・フラッシュ、スピーディ、アクアラッド、スーパーボーイ、ワンダーガール、 スターファイアー、ビーストボーイ、サイボーグ、レイブン、 ジンクス等。 『ウォッチメン』:もしも現実にヒーローが登場したら、という仮定のもとに描かれたダークな作品。世界唯一の超人を除いて、登場するヒーローやヴィランは全員が常人である。 ロールシャッハ、ナイトオウルII世、オジマンディアス、二代目シルクスペクター、コメディアン、Dr.マンハッタン、初代ナイトオウル等。 マーベル・コミック(Marvel Comics) マーベル・コミックに著作権が帰属する一連の作品群。マーヴル、マーヴェルなどの表記のゆれがあるが、ここではマーベルに統一する。 2009年以降、マーベルは世界的に有名な「ウォルトディズニー」社の子会社になっている。 『スパイダーマン』『X-MEN』『ハルク』『ブレイド』などの日本でも有名な作品から、 『ファンタスティック・フォー』『キャプテンアメリカ』『アイアンマン』『ソー』『アベンジャーズ』 『ゴーストライダー』『デアデビル』『シルバーサーファー』『パニッシャー』など本国で人気の高い作品も備えている。 全体的に見て人間が突然変異でなってしまったヒーローが多く、インフレしたヒーローは少ない。……あくまでも少ないだけだが。 作品全体がゆるやかなつながりを持っており、ある作品のキャラクターが別の作品に登場する(クロスオーバー)事も多く、 また『インフィニティガントレット』や『オンスロート』などクロスオーバータイトルも多い。 映画でもアイアンマン、ハルクなどを経て、『アベンジャーズ』の公開に合わせて、映画内部でのクロスオーバーも開始された。 パラレル世界ごとにきちんと設定をしているDCコミックスと異なり、企画ごとに多数のパラレルワールドを作っているのも特徴。 その中にはプロフェッサーXが死亡した事でアポカリプスによって支配された世界(エイジ・オブ・アポカリプス)。 オンスロートの登場の影響によって生まれたミュータントの存在しない世界(ヒーローズ・リボーン)。 マグニートーの娘であるスカーレットウィッチの能力により改変された、 マグナス(マグニートーの本名)王家によって幸福に支配されている世界(ハウス・オブ・M)。 時代の流れによって古くなった設定を現代風に置き換えた世界(アルティメット)。 中には「人類が(ヒーローも含め)みんなミュータントになった世界(アースX)」や 「人類もヒーローも全員ゾンビになった世界(特別ゲスト:こいつ)(マーベルゾンビーズ)」、 「人類が存在せず、類人猿が支配する世界。ヒーローやヴィランもみんな猿(マーベルエイプス)」などのキワモノも存在する。 しかも、その世界間で更にクロスオーバーが行われたりするのでややこしくも面白いがDCコミックスに比べるとその頻度は低い。 他にも『WHAT IF』という「あの時・あの場面で、こんな事になっていたら……?」という話もいくつか存在する。 そして2012年には、企画した奴の脳みそがゾンビとさえ言われた『マーベル・ゾンビーズ』の翻訳が発売された。……されてしまった。 『X-MEN』:X因子の発現により先天的に超能力を授かった人々「ミュータント」。プロフェッサーXは社会から差別・非難されているミュータント達を匿い、また悪のミュータントやミュータント差別主義者と戦う「X-MEN」を組織する。人気キャラの個人タイトル誌や『X-FACTOR』『NEW MUTANTS』等シリーズは厖大で、設定整理の原因になった程。 サイクロップス、ジーン・グレイ、アイスマン、ビースト、エンジェル、プロフェッサーX、マグニートー、 ウルヴァリン、ストーム、ローグ、ガンビット、コロッサス、サイロック、ケーブル、ビショップ、ジュビリー、 ジャガーノート、セイバートゥース、センチネル、オメガレッド、シルバーサムライ、スパイラル、アポカリプス、グラディエーター、 ホワイトクイーン、サンファイア、バンシー、ナイトクロウラー、ストロングガイ、ダズラー、マロウ、デッドプール等。 『スパイダーマン』:等身大の悩みを持つ内気な主人公像が当時斬新だった。同年代の少年や若いオタク層に共感されヒット。スパイディのユーモア溢れる語り口も人気。パニッシャーや吸血鬼モービウス、クローク&ダガーも本作が初出。多種多様な並行世界のスパイダーマンとのクロスオーバーが多く、中には本家のレギュラーに出世した者も。一大クロスオーバー『スパイダーバース』には日本のスパイダーマンも出演した。 スパイダーマン、ベノム、Dr.オクトパス、グリーンゴブリン、ホブゴブリン、サンドマン、ヴァルチャー、 エレクトロ、キングピン、カーネイジ、ライノ、ミステリオ、リザード、スコーピオン、クレイヴン・ザ・ハンター、 マイルズ・モラレス、ベン・ライリー、スパイダーガール、スパイダーグウェン、スパイダーマン2099、スパイダーマン(Earth-51778)等。 『ファンタスティック・フォー』:史上初のオリジナルヒーローチームであり、人々に正体を明かしている珍しいヒーロー4人組。ヒーローに俗っぽい人間性を付加した最初の作品といわれている。Dr.ドゥームの宿敵。シルバーサーファーの初出でもある。 Mr.ファンタスティック、インヴィジブル・ウーマン、ザ・シング、ヒューマン・トーチ、 クリスタル、シルバーサーファー、 Dr.ドゥーム、サノス、ギャラクタス、スーパースクラル等。 『アベンジャーズ』:メンバーの数が多く、入れ替わりが激しいヒーローチームその2。MARVELヒーローてんこ盛り。 キャプテンアメリカ、アイアンマン、ソーのビッグ3の他、 ネイモア・ザ・サブマリナー、アントマン、ワスプ、ヴィジョン、ホークアイ、スカーレットウィッチ、クイックシルバー、 ブラックナイト、ワンダーマン、ミズ・マーベル、ブラック・ウィドウ等。 アマルガムコミックス(Amalgam Comics) 戦前より活動を続ける老舗出版社が各ヒーローを個別シリーズ化した――という設定のクロスオーバー企画。 マーベルとDCがクロスオーバーした結果、二つの世界(とキャラクター)が融合しており、 何処かで見た事あるようなないようなヒーロー達が多数登場する、架空のコミックシリーズとなっている。 例えば「ダーククロウ」というヒーローは、家族が強盗に殺されてカナダの孤児院で育ち、カナダ空軍に入隊。 そこでウェポンXの実験体となり、大富豪の御曹司として故郷に帰ってきた、つまりウルヴァリン+バットマン。 「スーパーソルジャー」は落着したロケットから発見された異星人の赤ん坊の死体から開発された超人血清を投与された事で誕生し、 ナチスドイツと戦った愛国ヒーローという、スーパーマン+キャプテンアメリカ。 ……などなど、トチ狂った面白いヒーローが続々登場しており、なかなか面白い企画である。 スーパーソルジャー、ダーククロウ、スピードデーモン、アイアンランタン、ビザネイジ、サノサイド等。 その他のアメコミ 上記2社以外で日本で知名度のあるものを挙げる。 ダークホースコミック(Dark Horse Comics) アメコミ界ではマーベル、DCに次ぐ第3勢力で、オリジナル物や映画やドラマのコミカライズ作品などを手広く扱う。 他の出版社と比べて、エログロバイオレンスと、やや大人向けな作品が多いのも特徴。 オリジナルでは『ヘルボーイ』『シン・シティ』『300』『マスク』など、映画化された作品も多い一方でコミカライズも手がけており、 『スターウォーズ』『聖少女バフィー』『エイリアンVS.プレデター』などを出版している。 また、日本漫画の翻訳も行っているが、『AKIRA』『ベルセルク』『新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画 』『ヘルシング』など、 やたらに「濃い」作品や「MANGA」オタク向けな作品が多く、さらにはゴジラを主役に据えたオリジナルのコミックも刊行している。 勿論あれとは違うので日本のファンも安心。 + ゴジラとアメコミに関する補足 実はゴジラとアメコミの繋がりはかなり強く、先述のダーク・ホースコミックスより前からMARVELにてコミックが刊行されていた。 マーベルコミックスの正史世界の日本にはゴジラが生息しているとされており、 これはマーベルが東宝に許可を取って設定した公式設定である。 ちなみに日本海には怪獣島が存在し他のアンギラス等の怪獣が生息しているのだとか。 東京でX-MENやチャンピオンズ、さらにはアベンジャーズといったヒーローチームと戦ったり、 マンハッタンを襲撃したゴジラをX-MENとファンタスティック・フォーの合同チームが追い返したりと複数回に亘って登場している。 ちなみに上述のヒーローチームはチャンピオンズを除いて超メジャーなヒーローチームである。 またマーベル世界に登場するS.H.I.E.L.Dという組織には、ゴジラ・スカッドなる対ゴジラ部隊が存在したり、 この組織が保有するヘリキャリアという巨大空中戦艦は実は対ゴジラを見越して建造されたという設定があったりする。 S.H.I.E.L.D、ヘリキャリア共にマーベル世界を語る上で絶対に外せない要素である辺り、 何気にマーベルの世界観の設定の根幹に関わっているのだ。 このシリーズには高さ227mのゴールデンゲートブリッジの主塔よりゴジラの背が高く描かれたシーンも存在する (半ば冗談混じりで歴代最大のゴジラとして挙げられる事も… さらに、2017年にはこの数字より更に大きな数字での身長が設定されたゴジラが登場している)。 2011年以降は主にIDWパブリッシングによるコミカライズが中心となっており、 代表作としては日本語翻訳版が刊行中の『ゴジラ:ルーラーズ・オブ・アース』などがある。 ゴジラ以外にも、アンギラス、ラドン、キングギドラ、バトラといった、様々な東宝怪獣達が登場する。 イメージ・コミック(Image Comics) トッド・マクファーレンとジム・リーが興した、アーティスト主導の出版社。 映画、アニメ、フィギュアが話題になったスポーンのおかげもあって、日本ではダークホースより有名。 前述の「著作権が作者ではなく出版社に帰属する」などの点に疑問を感じた作家達が手を組んで独立したまでは良いが、 マクファーレンの方針に納得出来なかったり、お互い仲が悪かったり、ギャラの支払いで揉めたりして、皆バラバラになった。 代表作は『スポーン』『ワイルドキャッツ』『GEN13』。日本でアニメ化された『ウィッチブレイド』はトップカウというレーベルから。 余談だがイメージコミックも一つの世界観を構築しており、中世時代に当時のスポーンとウィッチブレイド所持者が共闘したり、 スポーンで登場した少女が成長した後、未来世界でワイルドキャッツの一員になったりしている。 また、『沙耶の唄』のアメコミ化も担当している。 T.M.N.T ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ(Teenage Mutant Ninja Turtles) ミラージュ・スタジオ社が出版したアメコミで、同社の人気コミック。 ニューヨークの下水道に住む10代のミュータントの亀の忍者4人組が犯罪者やエイリアンと戦うというもの。ひねりも何も無いストレートなタイトルである。 主人公はレオナルド、ラファエロ、ミケランジェロ、ドナテロの4亀で、 ネズミのミュータントとなった日本人忍者スプリンター師匠から、忍術とゼンの精神を学んでいる。 4人組の名前はルネサンス期の芸術家の名前から来ているが、思い出そうとしてもドナテロだけ出て来ないという人も多いのではないだろうか? なお、初期は全員同じバンダナを付けて居たため、見た目に大変優しくなかった。 なお宿敵にあたるフット団の幹部はサワキちゃんことシュレッダーである。 ゲーム化ではアクションゲームのイメージ(『T.M.N.T』シリーズ。ファミコンで出た初代のタイトルは何故か『激亀忍者伝』)が強いが、 スーパーファミコンやメガドライブで『T.M.N.T.ミュータントウォーリアーズ』、『T.M.N.T.トーナメントファイターズ』といった格闘ゲームも出ている。 他にも『トランスフォーマー』や『死霊のはらわた』、 更に『HALO』やスティーヴン・キングの『ダークタワー』など、様々な作品がアメコミ化していたりもする。 それこそ上げていくと切りがなく、自主規制以前のゴールデン・エイジには劣るとはいえ、再びかつての繁栄を取り戻しつつあるようだ。 余談だが正統派作品別トーナメントに使用されているさくらとかりんの絵は、CAPCOMと良好な関係を築いているUDON Entertainmentの作品のものである。 アメリカンコミックの映像化 以前からスーパーマン、バットマン、ニンジャタートルズなどの作品が映画化されていたのだが、 サム・ライミ監督による『スパイダーマン』が大ヒットした事から、次々にアメコミ映画が作られるようになった。 『X-MEN』『ハルク』『ゴーストライダー』『デアデビル』『パニッシャー』『ファンタスティック・フォー』など、粗製乱造と言われても仕方ないほど。 実際、玉石混淆だったのは事実であり、出来の良い作品もあれば悪い作品も混ざっているのだが、 それでも今なおファンを大いに盛り上がらせているのもまた事実である。 長年に渡って映画化不可能と言われていた『ウォッチメン』の映画が製作・公開されたのは、この時流によるものであるし、 『アイアンマン』『インクレディブル・ハルク』ら『アべンジャーズ』に端を発する、 マーベル・ユニバースの映画世界「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」は、2位の「『スターウォーズ』シリーズ」と大差を付け、 世界歴代1位の興行収入を記録した映画シリーズにまで発展した。 一方のDCコミック側も若干遅れて『マン・オブ・スティール』から始まり、『スーサイド・スクワッド』や『ワンダーウーマン』等多数のDC作品を内包、 そして『ジャスティスリーグ』で本格始動した映画世界『DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)』が描かれ、今後もアメコミ映画から目を離せない。 また、2010年代に入ると映画だけでなくドラマにも実写化の波が及び、 MARVELではマーベル・シネマティック・ユニバース系列作品である『エージェント・オブ・シールド』を皮切りに、 『ルーク・ケイジ』や『アイアン・フィスト』などが放送。 今後はディズニープラスより、『ファルコン ウィンター・ソルジャー』、『ワンダヴィジョン』など、映画のキャラクターによるドラマも計画されている。 DCコミックでは『ARROW』を皮切りに『THE FLASH』『SUPERGIRL』といった作品をTVシリーズの独自世界『アローバース』を形成して放送している。 また、アニメも多数製作されており、特に90年代に製作されたバットマンと、2000年代初頭に放送されたジャスティスリーグの評価は高い。 他にも日本アニメの影響を意図的に織り込んだ『ティーンタイタンズ』が人気を博している。 2015年の『VIXEN』や2017年の『Freedom Fighters The Ray』はアローバース作品となっており、アローやフラッシュ達が出演したり、 逆にドラマの方にこれらのアニメで出たキャラが出演したり(双方キャストも同じ)と珍しい試みがなされている。 これに対抗してか、2021年にはMARVEL側もDisney+独占作品としてMCUのマルチバースにおけるIFを描く『ホワット・イフ…?』を公開、 「スター・ロードティ・チャラ」「パリピの一人っ子ソー」「MCU版マーベル・ゾンビーズ」などなど想像もつかないものを見せてくる。 こちらもアローバース同様殆どのキャストを映画シリーズの同キャラ俳優が演じている(主に主役格に例外もいるが)。 格闘ゲームにおけるアメコミ 日本では、CAPCOMがマーベルコミックとタイアップしており、マーベルのキャラクターが登場するゲームも作られている。 格闘ゲームでは、X-MENが戦う『X-MEN children of the atom』、マーベル・コミックのヒーロー勢揃いの『MARVEL SUPER HEROES』、 後の『VS.』シリーズの先駆けとなった『X-MEN VS. STREET FIGHTER』『MARVEL SUPER HEROES VS. STREET FIGHTER』、 『MARVEL VS. CAPCOM』シリーズがリリースされている。 以上は『X-MEN CHILDREN OF THE ATOM』の延長線上の作品群なので、 当初はMARVELを冠している作品でも登場するキャラクターの殆どが「X-MEN」のメンバーであり、 それ以外ではハルクやアイアンマンなどの有名ヒーローと、ややマニアックなヴィランの登場に留まる。 老舗かつ人気シリーズ『ファンタスティック・フォー』のメンバーが一人も登場していない事からアメコミファンに批判されたりもした。*2 『MVC3』より登場キャラの刷新が施されたが、今度は格ゲーにおける古参キャラが消えるという事態にもなった。 また市民権すら得ているキャラクター達を抱えている事もあり、キャラクター達の扱いには特に事細かく指摘や注意が入る事でも有名である。*3*4 他にも、マーベルコミックはデータイーストと契約を結んでいた時期があり、 アクションゲームの他に対戦格闘ゲーム『AVENGERS IN GALACTIC STORM』がリリースされている。 またコナミとも契約を結び、横スクロールベルトアクションの『X-MEN』をリリースしている。 実はキャラ造形に関してはこのコナミのアクションゲーム版が一番原作に忠実でもある。 キャラクターの扱いには様々な注文や問題を持つが、割とゲームとのタイアップに関してはマーベルは積極的と言えるだろう。 この他、3D対戦格闘ゲームなども作られている。 DCコミックは『モータルコンバット』とのコラボレーションゲームこそあるものの、MARVELのように特定のゲーム会社と組んでおらず、 単独での対戦格闘ゲームが1995年にアクレイムがメガドライブで出した『ジャスティスリーグ』や、2013年の『インジャスティス 神々の衝突』くらいで、 日本のゲーム市場における知名度はゼロに等しい (海外での評価がとても高い『インジャスティス2』という作品があるが、前作と違い日本では発売されていない)。 『バットマン』シリーズにおけるサンソフト開発のゲームで、かろうじてのゲームイメージはあるが、 実際にはDCコミックとの契約ではなく映画版権からのゲーム化なので、DCコミックのゲームコラボというのは見る事が出来ない。 以前はアメリカのゲーム会社にはある程度の版権提供はしていた様だが、軒並み「クソゲー」のレッテルを貼られてしまっている。 その主な原因は虹のマークのLJNというゲーム会社で、多数のアメコミのゲーム化を担当しながら、クソゲーしか作らなかったのだ。 まあ、日本のゲーム会社もアレなソフトを作った事もあるが、中には良作と呼ばれるものもあるので、そこら辺はLJNよりかは頑張ってると思う。 その他アメコミゲーに興味のある人は、ニコニコ動画の「AVGN」参照の事。 ひどいスーパーマンやバットマンやシルバーサーファーや亀X-MENやスパイディとかに出会える。 「クソから生まれたクソだ! この星のものじゃない!!」 「バットマン・フォーエバーは昔もクソで、 永遠に(フォーエバー)クソだ!!」 OTL 「よく見ろ! これが俺の気持ちだ!!」 「『カワバンガ』だ?カワファッキン犬のクソが!!」 MUGENにおけるアメコミ このような事情から、原作のゲームに登場したキャラクターはもちろん、多くのキャラクターが主に海外のファンによって、 MUGENの格闘ゲームキャラとして製作された。 特に有名なのは「MARVEL vs. DCチーム」のマブカプ仕様のヒーロー、ヴィラン達だろう。 中には、サンドマンやロールシャッハのように非常に手間がかかっており、通常のゲームキャラと比較しても遜色がないようなものまで存在している。 「人気があるのに何故そのキャラクターがいない?」という疑問と「ないのなら作ればいい」というMUGENのシステムが、 メジャー・マイナー問わず様々なアメコミキャラクターの参戦を実現している事は、 海外のファンも夢の対決、クロスオーバーを現実のものとしたい熱意の表れなのであろう。 コンプゲー紹介 ニコニコ動画においては、ハルクやアイスマンなどの『MVC』キャラクターは前からよく見られたものの、 その他のキャラクターは全くと言っていいほど登場しない、という時期が長く続いていたのだが、 「アメコミ・海外キャラと大規模タッグGP」をはじめ、アメコミキャラが登場する大会やストーリーも徐々に増えてきている。 中でも、某大会での活躍に映画公開や原作復刊の後押し、AI開発などの影響も加わって、ロールシャッハが人気を得ているようである。 また続々とヒーロー、ヒロイン、ヴィラン達が製作されている為、今後もアメコミヒーロー達の活躍に期待が持てそうだ。 ニコ二コではまだ見かける事のないキャラクター達もyoutube等で活躍していたりするので、興味のある方は探してみると良いだろう。 アメコミ布教動画 *1 ちなみにマーベルユニバースは「Earth-616」。DCユニバースから見たら、マーベルユニバースは 「スーパーマンやバットマン達が存在せず、代わりにキャプテンアメリカやスパイダーマンが存在するパラレルワールド」という扱い。 この点、「パラレルワールド」という言葉は、日本の作品について使われるような「本編とは矛盾する、非公式設定の烙印を押された黒歴史」という意味ではなく、 「並立するもう一つの世界」という意味で使われており、「DCが本編でマーベルはパラレル」などといった立場の上下は存在しない。 場合によっては二つの世界を行き来する物語があったり、二つの世界のヒーロー達が協力して戦ったり、 別世界から来た人物がレギュラー化したりする場合がある。 これらの様々な作品世界や一話限りのIFものの舞台すら「Earth-○○」と番号を振る事で整理されており、 たとえばマーベルユニバースのパラレルワールドである『エイジ・オブ・アポカリプス』の世界は「Earth-295」、 そして『MARVEL VS. CAPCOM』の世界は「Earth-30847」になっている。*4) ……そう、リュウや春麗がいるマーベルユニバースが(Earth-616ではないとはいえ)公式に存在するのだ。 あとゴジラがいたりコンバトラーVがいたりいろいろと このアメコミ世界の設定なら、MUGENのストーリー動画の各世界でさえ、それぞれ「Earth-*****」としてクロスオーバーさせる事が出来るのである。 *2 ただし、これには事情があり、ファンタスティック・フォーとソーについては、 「知名度はあるのに人気は無くて当時原作も迷走していた」「能力の兼ね合い」とし、 ファンタスティック・フォーの面々は「作画が大変」「芸の幅が狭い」「能力を見せにくい」、 ソーは「便利すぎる上に攻撃の見た目がストームと被る」といった理由もあってカットした事が明かされている。 また、キャラの選出に関して人気や知名度よりも個性や見た目の分かり易さを重視した方針も一因だろう。 *3 一例を挙げると『X-MEN VS. SF』の開発において、技にまで要求が来るといった具合だったらしい。 一方で、 ジャガーノートは鈍重だからジャンプできない→無視してジャンプできるように設定 技の案を見て「これ無茶だろ」と言うマーベル側に対し、「『xx』のxx号でこんな描写がありましたから、的外れではないでしょう」と進言して受け入れられる 開発段階で許可が下りなかった技などにしつこく許可を求める 等々、開発側も開発側で「マーベル社にシラを切ったり、ゴリ押しした部分もいっぱい」あったという。 おかげでマーベルからは「ライセンス先としては最悪」と酷評されつつも、 同時にスパイダーマン等に見られるキャラクター作りのセンスは最高だと褒められたりもした。早い話ツンデレ そして『XCOTA』と『MSH』の実績のおかげか、『VS.』シリーズからはかなり自由にやらせてもらえたようだ。 *4 なお、『MVC2』までは全体的にマーベルキャラクターの能力が桁外れに強くて万能過ぎる傾向が見られたため、 「マーベルが開発陣に自社のキャラの性能を強くするよう要求した」という話がまことしやかに語られがちだが、 現在確認できる情報から考えると、これはソースの無い噂に過ぎないと言わざるを得ない。 マーベルの監修対象として判明しているのは、あくまでもキャラクターデザインや技などの設定であり、 ゲーム上の性能にまで口を出したという事例まであったのかは明らかになっていない。 こちらに掲載のキャラランクでも一見すれば上位~中堅にマーベルキャラが多いが、 より正確に言うなら『XCOTA』等の初期作品が初出で、 且つその後のシリーズでプレイアブルキャラとしての登場が比較的少ない(ないし『MVC2』まで無かった)キャラが割合を占めている (ちなみに同ランクでレシオ1に位置付けられているウルヴァリンと春麗は前作『MVC1』では上位~最上位との見方が固い)。 なお『MVC2』開発スタッフは、マーベルの要求でそれまでのキャラクターほぼ全員参戦という内容で製作する事になり、 更に同作の中でも特にその猛威が知られるセンチネルは本来登場予定が無かった所を急遽追加になった等、苦労が絶えなかったと話している。 そして初期の作品(特に『XCOTA』)ほど後続作品と比べて全体的に高性能……。 以上を踏まえて推測すると、 「『MVC1』までの時点で最後の登場だった作品から性能を殆ど調整しない(できない)まま『MVC2』に流用した結果、 相対的に強キャラやぶっ壊れキャラになってしまった」 という可能性が考えられる。 そもそもマーベルが本当に先述のような要求をしたのなら、 『MVC2』まで毎作出場のウルヴァリン、キャプテンアメリカ、ハルク、スパイダーマンが弱キャラ扱いされる程の性能になったりしないだろう。 *5 以前はEARTH-96169という番号だった……という噂が流れており、この番号が正しいと広く信じられていたが、実際にはデマだった模様。 その後、Earth-TRN177という仮の番号で呼ばれていたが、『スパイダーバース』の時点ではEarth-30847と設定されている。 同作におけるそれは「『VS.』シリーズのゲームの中の世界」という描写(外側にプレイヤーが居る)になっている。 ちなみに「TRN」とはTemporary Reality Numbersの略。つまりは正式なナンバーではなく、便宜上付けられた仮番号である。 本当に一発限りのWhat ifの世界や、マーベルユニバースを扱ったゲームの世界がリストアップされている。 たとえばMMO『Marvel Heroes Online』の世界がEarth-TRN258。 また、デコの『アベンジャーズ』やFC版『シルバーサーファー』等、世界設定の分類が為されていないゲームもある。
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■GM:聖マルク ■チャンネル:#GURPSアレ、#GURPSアレ裏 ■開催頻度:参加者の都合 ■突発セッションの有無:有 ■制限人数:なし ■新規参入:可 ■キャンペーン方針:基本的に単発セッション。 ただしサイドストーリー的な続き物もやるかも。 ■エロ方針:セルフサービス ■禁止事項: ■レギュレーション:第四版ベーシック。TL4、150CP、マナ並。 特殊的特徴は異種族やモンスター専用。超常的特徴は、魔法に関するものは取得可能。 それ以外のものは個別にGMの許可を取ること。超能力は存在しない。 異種族のテンプレートはGMと相談しながら作ること。 ■備考:世界観は言ったもの勝ちであり、GMにダメ出しされない限り採用されるので注意。 【参加PC】(PL名) ケイン(PL にゃんシロ)(3rd,R) レアルタ(PL 無名祭祀書)(3rd,R) ユウキ・アサクラ(PL:青葉楓)
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汎用TRPGシステムGURPSの第4版を使ったキャンペーン等のためのページです。 ルール等 簡易版GURPS この「簡易版GURPS」は、下記キャンペーンに参加される方の便宜を図って、あきGMが原書“GURPS Lite”などからゲームのエッセンスを集めて個人的に翻訳したものです。翻訳物の商業的利用権は角川書店に、著作権はGURPS Liteの原著者SCOTT HARINGとSEAN PUNCHに帰属します。この翻訳物を利用するに当たっては、あきGMの許可を受けた数名のグループに所属しており、なおかつ下記の条項に同意されたものと見做します。 1.翻訳物の一部または全部を複製・印刷し、再配布しないこと 2.「オフィシャルなガープス・ライト邦訳版」である「R&R SP2」の入手に、出版社が定めた定価と送料等、必要経費の範囲内で尽力すること。 上記条項を守られない方との法的争議の取り扱いは、釧路簡易裁判所に委ねるものとします。 GURPSファンタジー? この「簡易版GURPS」は、下記キャンペーンに参加される方の便宜を図って、あきGMが原書“GURPS Fantasy”などからゲームのエッセンスを集めて個人的に翻訳したものです。翻訳物の商業的利用権は角川書店に、著作権はGURPS Fantasyの原著者WILLIUM H. STODDARDに帰属します。この翻訳物を利用するに当たっては、あきGMの許可を受けた数名のグループに所属しており、なおかつ下記の条項に同意されたものと見做します。 1.翻訳物の一部または全部を複製・印刷し、再配布しないこと 2.原書の入手に、出版社が定めた定価と送料等、必要経費の範囲内で尽力すること。 上記条項を守られない方との法的争議の取り扱いは、釧路簡易裁判所に委ねるものとします。 キャンペーン ローマン・アルカナ 文明が一度滅びた後、再興した「新生ローマン帝国」を舞台にしたファンタジーSFキャンペーンです。
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オンラインで遊ぶ新キャンペーン(2020/05/09) GM クロ PL 任意参加 システム:GURPS サプリメント:妖魔夜行、サイバーパンク キャンペーン趣旨 キャンペーン環境 ルール 世界設定
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GURPS日本語版には様々な誤訳・悪訳・訳語不統一が無数といってもいいほど存在します。 日本語版に翻訳したグループSNEの方々の努力は認めるも、訳としては不完全なもの、あまりにも酷いものが目立ちます。 ここに日本語版の誤訳・悪訳・訳語不統一を集めてみましょう。 各書籍のエラッタも参考にしてみてください。 GURPS第4版 ガープス・ベーシック【第4版】キャラクターとキャンペーン ガープス・ベーシック【第4版】キャラクターとガープス・ベーシック【第4版】キャンペーンの誤訳。 『ガープス・ベーシック【第4版】キャラクター』のエラッタ、『ガープス・ベーシック【第4版】キャンペーン』のエラッタ、 http //web.archive.org/web/20061008202858/http //anego.harisen.jp/main/cgame/gurps4th_01.htm#akuyaku も参考にしてみてください。 原書での名称 日本語版での訳 出典 別の訳語案 備考 Accessibility 「状況限定」「条件限定」 p.108, p.109 「アクセシビリティ」「条件限定」 訳語不統一。原書Charactersの110ページの説明文には、「Accessibility limitations fall into two broad categories those that limit the targets your ability can affect and those that limit the situations in which it works.」[大意:Accessibilityは大きく二つに分類できる。一つは能力を使用可能な「対象」を制限するもの、もう一つは使用可能な「状況」を制限するものである。]とあるので、「状況」だけを限定するという語感のある(上記の説明文と矛盾する)「状況限定」という訳語よりも、むしろ「条件限定」という訳語のほうが説明文と矛盾しないと考えられる。どちらが適切でわからないときは直接「アクセシビリティ」とカタカナ表記する選択肢もある。 Airplane 航空機 p.197 固定翼機 Airplaneの訳語不統一または微妙な訳。原文 other Airplane specialties.Airplaneは通常、「固定翼機」(fixed-wing aircraft)全般を指す。日本語の「航空機」(Aircract)は回転翼機[Rotorcraft](ヘリコプター、オートジャイロ)、飛行船、グライダーなどを含めたものを広義のものを指す。日本語の「飛行機」の定義はこれら2つの定義よりも狭義で、推進装置を備えた固定翼機に限定される。よって、グライダーや低G人力飛行機も含む「航空機」か(これに加えてさらに言葉の厳密さにこだわるなら、気圏航空機、オートジャイロ、反重力機器、LTA,超航空機を除く)「 固定翼機 」が妥当と考えられる。 操縦 技能の専門化オートジャイロと超軽量飛行機の技能なし値に使われている。 an appealing member of the sex you find attractive あなたが魅力的だと思う性別の相手 p.130 あなたが魅力的だと思う性別に属する魅力的な相手 日本語版では「好色」の効果が及ぶ対象はあなたが魅力的だと思う性別の相手となっているが、この言い回しは「だから「好色」な男は赤ちゃんでも婆さんでも相手が女性であれば常に口説け。そうしないのは悪いロールプレイだ。」と読まれがちなので、これまた誤訳か誤訳に限りなく近い悪訳と思われる。原文は an appealing member of the sex you find attractive で、これは「あなたが魅力的だと思う性別のメンバーのうち魅力的である者」を意味する。2007年9月更新 。 Armor Divisor 徹甲除数 p.102, 110-111 原書p.B104, 110 装甲除数 説明内容と原文から「徹甲除数」よりも「装甲除数」という訳が適切。1より小さいArmor Divisorによって敵の防護点を増やしてしまうこともあり、「徹甲」は必ずしも適切ではない。 Blunt Trauma 鈍器外傷 鈍的外傷 鈍的外傷は医学用語として昔から使われている。そもそもこの症状は常に鈍器が原因とは限らない。 buy off 「買い戻す」 p.27 "buy off" (買い取り)する、買収する、買取る、バイオフする、清算する、償却する、返済する、追い出す 買い戻すの英訳はbuy backであり、明らかに誤訳。buy offの原義は「厄介者に金を渡して出て行ってもらう」であり、文脈に応じて「買収する」「厄介払いする」「金で追い払う」「金で除隊させる」などと様々に訳される。buy backが売ったものを買い戻すという意味であり、buy offは「買い戻す」ではなく、不利な特徴という厄介者にCPを渡して出て行ってもらうという意味。不利な特徴を追い出すことを表すので、「買収する」から連想したと思われる「買い取る」は不適切。 Carousing 社交 p.187, 原書P.B183 飲み会 大酒盛り 〈酒宴〉 Carousingの意味は大騒ぎ、carouseの意味は大酒盛り。社交の英訳はconversation, social intercourse. 決して社交界や社交パーティに関わるようなハイソサエティ(上流社会)向けな技能に限定されない。親睦会や懇親会、パーティなどで人付き合いしてよい反応を得るための技能であり、日本語の「社交」の意味としては適切な要素を含んでいるが、社交界やソサエティレベルのものとは限らない。 cinematic マンガ、マンガ的 シネマティック 元の意味は「リアルなキャンペーンに対して映画的なキャンペーン」というニュアンスで使われるが、日本語に訳すときだけ映画を漫画に置き換えるのは不自然であり、日本人を馬鹿にしたような、あまりにも度が過ぎた意訳である。日本でも非現実的な表現をしたり非現実的な提案をすると「マンガの読み過ぎ」などと言うことがあるが、「映画の観過ぎ」と言うこともある。「映画的」「シネマティック」と訳したほうが違和感がない。 Compulsive Behavior 「強迫観念」 p.125-127, 原書P.B128-129 「強迫行為」 脅迫観念と強迫行為はまったく別の症状で、前者は、頭に不快感が浮かぶだけのものであり、実害は少なく不利な特徴の解説内容とは異なる症状。後者は前者の不快感を振り払うために実際に行動に移す症状のこと。参考→強迫性障害 (Wikipedia) Effective Skill of Contact 情報屋の"実質の"技能レベル p.60 情報屋の"実質的な"技能レベル effective を「実際に」、 connections を情報屋、 actual を「表面の」と訳している。「情報屋」の解説で使われている。 Elastic Skin 「伸縮自在の皮膚」 p.62, 原書p.B51 「変幻自在の皮膚」「伸縮自在」「変幻自在」「変幻自在の外観」 elastic skinをスペースアルク英辞郎で調べると「ゴム状皮膚」と翻訳される。skinの訳のひとつは「皮膚」だが、「外観」も含まれ、乗り物やロボットなどの無生物にこの特徴を適用すると、「皮膚」という訳はあまりにも不適切になる。解説によると、ゴム状とは限らない、かつ伸縮するだけとは限らない、皮膚とは限らないので「変幻自在」「変幻自在の外観」とするのが適切ではないだろうか。 Fast-Draws 準備 p.189, 原書P.B194-195 早抜き 武器を準備する技能ではなく、剣を鞘から素早く引き抜いたりホルスターから銃を素早く引き抜く技能である。 Follow-Up 「追加ダメージ」 p.104 「フォローアップ」「追加効果」「追加発動」 「特殊効果」の追加もできるように、ダメージだけを与えるとは限らないので「追加ダメージ」は悪訳。増強の1つ。 forked stick 熊手状の棒 p.244 二又の棒 訳語不統一と悪訳。forked stickとはダウジングに用いられるようなYの字の形状をした棒のことです。『ガープス・魔法大全』p.111にこの棒を扱う魔術師の絵が掲載されています。この訳語不統一・悪訳は『ガープス・魔法大全』でも大量に見つかります。 G-Experience 「重力適応」 p.58, p.286 「重力対応力訓練」 「重力適応」と「重力対応力訓練」の説明が逆になっている。 hitch a ride 相乗り p.56 便乗 「次元跳躍者」の解説で使われている用語。誤訳または訳語不統一。 his actual skill level "表面の"技能レベル p.60 「情報屋」が "実際に" 習得している 技能レベル effective を「実際に」、 connections を情報屋、 actual を「表面の」と訳している。「情報屋」の解説で使われている。 Improved G-Tolerance 「重力対応力訓練」 p.58, p.286 「重力適応」 「重力適応」と「重力対応力訓練」の説明が逆になっている。 increment 差 p.136, 333 増加分、増分 「重力適応」「重力変化に弱い」など主に重力に関する解説で使われている悪訳。微分積分学で使われているincrementを想定して差と意訳してしまったと推測される。実際にはincrement (増加分)だけでなくdecrement (減少分)も含めたものを差と翻訳すべきである。このケースでは重力が増加した場合によるペナルティを想定しているものが多く、重量が減少することによるペナルティを想定しているとは限らない。重力が減少しても重力の増加に比べて対してペナルティにならないため。重力の減少(decrement)については「重力が0.1G減少した」の代わりに「重力が-0.1G増加した」という表現が使えるためG-incrementのことを無理に重力差などと意訳する必要はない。 Irresistible attack 回避不能な攻撃 p.B99-100, 原書p.B103 防御不能な攻撃、防護不能な攻撃、抵抗不能な攻撃 増強「宇宙パワー」の種類のひとつ。「防護不能な攻撃」が望ましい。名称の "Irresistible" はDamage Resistance=防護点が無効というニュアンスである。実際には能動防御によって回避できる(能動防御を不能にする増強はPowersで新設されている)し、「特殊効果」のように抵抗可能な攻撃手段であれば抵抗もできる(抵抗判定を不可能にする増強は、デザイナー意図により存在しない)。 Light Anti-Armor Weapon 小型対戦車兵器、軽対戦車兵器 p.188, p.271 LAW、軽対戦車兵器 p.188では「小型対戦車兵器」という名で専門化させることになっているが、p271の装備リストでは 銃器/軽対戦車兵器 という名が用いられている。迷ったときは略記の 銃器/LAW を使うとよい。今後どちらの訳語が用いられるのかは不明。両者が同じものを指すということに留意が必要。 Light Machine Gun ライトマシンガン、軽機関銃 p.188, p.271 LMG、ライトマシンガン p.188では「軽機関銃」という名で専門化させることになっているが、p271の装備リストでは 銃器/ライトマシンガン という名が用いられている。迷ったときは略記の 銃器/LMG を使うとよい。今後どちらの訳語が用いられるのかは不明。両者が同じものを指すということに留意が必要。 Limited Use 使用回数限定 p.56 回数制限 限定「回数制限」の訳語不統一。「次元跳躍者」の解説で使われている。 Machinist 機械工 p.211 修理工 MechanicとMachinistは別の技能である。MechanicはGURPS第3版から引き続き存在する技能で、第3版では 機械工 と、第4版では メカニック/TL と訳されている。MachinistはGURPS第4版で新設された技能で、 修理工/TL と訳されている。 maximum width 最大直径 p.100 最大幅 増強「円錐状」の解説。「攻撃の最大射程における円錐の最大幅をメートル単位で決定する。円錐状のコストは +50% + 最大幅1メートルごとに10%」(メートル法に置き換えるルールに基づいて、yardをメートルに置き換えています)。maximum range が最大射程で、 maximum width は最大直径ではなく 最大幅 。『キャンペーン』「範囲・拡散攻撃」(p.B391)の解説でもmaximum widthを最大幅と訳している。そもそも円錐の直径を実際に計算するのは三角関数などを使いかなり面倒なので、ここで最大直径はありえない。 muscle-powered 人力、筋力 p.58, p.152, p.197, p.258, p.260-261, p.264-265, p.276, p.309 人力、人力の 「武器の達人」の解説の箇所だけmuscle-poweredを筋力と訳している(muscle-powered weapon 筋力武器)。他は車椅子(muscle-powered wheelchair)を除き、すべて "人力" または "人力の" で訳している。 muscle-powered wheelchair 車椅子 p.152 人力車椅子 「歩行障害」の項で使われている。wheelchair (車椅子)をわざわざ "muscle-powered" (人力)で修飾したのにそれを隠している。車椅子を人力車椅子と訳さなかった理由は、車椅子の意味には電動車椅子など、人力でない車椅子を含めないと判断してのことだろう。しかし、電動車椅子などの人力以外の車椅子は例外という意味でわざわざmuscle-poweredをつけたのだから、そこはしっかり訳すべきである。その理由は、「歩行障害」のPCが人力車椅子を使うと移動力が体力の4分の1になってしまうからだ。電動車椅子など人力によらない車椅子の場合は、まず移動力はPCの体力に依存しない。だからわざわざ"muscle-powered" で修飾している。 parallel world 異世界 p.56 パラレルワールド、平行世界 悪訳・訳語不統一。「次元跳躍者」の解説で使われている。 penalty,penalties 修正 p.136, 333他 ペナルティ、不利な修正 重力に関する解説の訳でこのような訳語不統一や悪訳が見つかる。penaltyをただ修正と訳すということは、マイナス修正だけでなくプラス修正を含むという誤解を与え、各種判定などで良い結果も得られるだろうという解釈もできてしまう。単に修正といえばmodifierのことを指し、ペナルティ以外にもプラス要素になる可能性があるものを指す。 Precognition プレコグ p.313 「未来予知」 プレコグは参照先ページの内容から超能力ESPの能力として扱うこともできる有利な特徴「未来予知」(Precognition) の悪訳、珍訳と推測される。なぜこの項目だけが索引に載ったかは不明。小説・映画で有名な「マイノリティ・リポート」に出てくる予知能力者の通称のようだが…。「未来予知」は付録の有利な特徴一覧に載っている。 Protection Factor 防護除数 P.414 保護係数 Protection Factorのprotectionは保護を意味する。防護とも訳せなくはないが防護はニュアンスとしてsecurityに近い。factorは因数、係数であり、除数以外も含む。除数は英語でdivisorを意味し、factorに含まれる乗数を含まない。Protection Factorの解説から宇宙線等も考慮すると除数とは限らないことがわかる。よって防護除数は誤訳、悪訳とわかる。適切な訳は保護係数といえる。 Psychic Healing 超能力治療 p.73 サイキック・ヒーリング 「サイキック・ヒーリング」の訳語不統一。「治療できる」の特別限定で使われている。 Reprogrammable 「再プログラム可能」 p.38 「プログラム書き換え可能」 「プログラム書き換え可能」の訳語不統一。「操り人形」の項で見つかる。 round up 端数繰り上げ 端数切り上げ 物理数学用語。一般でも「切り上げ」と訳す。 serendipity 「都合のいい偶然」 p.75 「セレンディピティ」 Serendipityの訳セレンディピティは普通に日本語として存在する。Serendipityとは、英辞郎によると「別のものを探しているときに、偶然に素晴らしい幸運に巡り合ったり、素晴らしいものを発見したりすることのできる、その人の持つ才能」である。一見すると、偶然が左右する日本語のセレンディピティとプレイヤーが宣言することで発生するGURPSの Serendipity とは意味が一致しないように見えるが、メタな視点で見たときは、プレイヤーがゲームマスターに宣言するので「偶然によるもの」ではないが、ゲーム内でプレイヤーが動かしているプレイヤーキャラクターは「偶然によるもの」と解釈できるので、日本語のセレンディピティにあてはまる。 Split Personality 「統合失調症」 p.145 「解離性同一性障害」「多重人格」 「統合失調症」は全く別の病気で、Split Personalityの訳語としては完全な誤り。「解離性同一性障害」は、精神医学上のある種の病名 (dissociative identity disorder) をあてた訳語で、「統合失調症」よりは正しい訳であるが、この特徴は病気によるものとは限らないので、特徴の効果に即した「多重人格」がより適切な訳であるとの指摘もある。GURPS第3版文庫版では「精神分裂」(これは「統合失調症」と全く同じ誤訳である)、完訳版では「多重人格」と訳されていた。 "strap-on" aircraft "個人携行"の飛行機 p.197 "船体取付け用の"航空機 原文 Any "strap-on" aircraft.strap-on の日本語訳(スペースアルクの英辞郎から引用)【名】外部取付け式補助エンジン【形】ストラップ[ひも]で取り付けられている、 船体取付け用の。これは 操縦/TL 技能の専門化「飛行パック」の解説例。 操縦/TL 技能の別の専門化の低G人力飛行機では "strap-on" を「携行型」と訳している。 Stubbornness 「高慢」 p.130, P.B157 「頑固」 高慢はpride, plaace, swank, swollenness, boastfulness, swankiness, swankness, stuck-upness, be big with pride, bumptious, overproud, stuck-upという意味であって決して stubbornnessではない。 stubbornnessを辞書で調べると頑固であり、特徴の解説としても決して他人を見下すことがなく、自分の思い通りにしたいだけに過ぎず、「頑固」のほうが訳として適切。 superhuman 超人(コミックのスーパーヒーローなど) p.13、原文はp.B12 Super (コミックの超人など) 原文 P.B12 Exotic. An alien, angel, robot, “super” (a comic-book superhuman ), superhumanをスーパーヒーローと訳してしまうのはいかがなものか。 Tech-Level 文明レベル Tech-Level、テックレベル、TL 文明はCivilizationを意味する。TLは文明や時代に対してのみ付けるレベルではなくより狭い地域や技能やアイテムなどにもつけられるものである。3版のTLの説明では「ある文明の、技術における最も高い到達点」(a general description of a culture s highest achievement in technology)だった。TLという概念の主はTechnology=技術であって、Culture=文明ではない。4版では「ある社会集団の、技術における最も高い到達点」( general rating of a society s highest achievement in technology)に変更され、Culture(文明)という言葉が登場しなくなった。 Telesend 「遠隔送信」「転送」 p.64 現状では「転送」に統一。あるいは、「念話」と意訳するか、「テレセンド」とカタカナ表記 「精神の絆」の説明で使われている訳語不統一。Telesendは「遠隔通信」(Telecommunication)のひとつ。「遠隔送信」は「遠隔通信」と混同しやすく紛らわしい。そもそも、原文のtelesendの "tele" は、ここでは「テレパシーに関する」といったニュアンスである。telesendという合成語で「思念を送る」という意味合いとなり、語感としては「念話」に近い。「遠隔送信」や「転送」と訳すのは誤訳に近い悪訳である。「テレセンド」とカタカナ化も考慮に入れるといいだろう。 Thaumatology 魔法理論 、 魔法学 p.93, p.215 魔法学 今後どちらの訳語が用いられるのかは不明。両者が同じものを指すということに留意が必要。この用語は、サプリメントGURPS Thaumatologyと同じ名称になっている。 the Contact s connections 情報屋自身の情報屋 p.60 情報屋が持っているコネ effective を「実際に」、 connections を情報屋、 actual を「表面の」と訳している。「情報屋」の解説で使われている。 Urban Survival 都市生活 P.205, 原書P.B228 都市生存術 路上生活 人口過密な都市に限らず廃墟でも生き抜くための技能であり、都市で野宿などができる技能であるため都市生活は不適切な訳。 Vibration Sense 「震動感覚」 p.62, p.287 「振動感覚」 「 振動 」は「振り子・ガラスの振動」、「振動数」、「電磁波・音波の振動」のように一般・数学・物理の分野で使われる。それに対し「震動」は「火山・大地の震動」のように自然現象・地震に限定した用語である。この特徴の説明から、「 震動 」よりも「 振動 」が適切。 Visualization 「視覚化暗示」 p.55 「視覚化」「可視化」「見える化」「ビジュアライゼーション」「ビジュアリゼーション」 「暗示」は余計な意訳。Visualizationは、イメージトレーニング等で使われているものである。ビジュアライゼーションという言葉は日本語でもコンピュータグラフィックス分野以外でも使われている。可視化、見える化は近頃普及している言葉。 Weather Sense 天気占い 、 天気予報 p.179, p.202 天候予測 Weather Senseの訳語不統一と悪訳。天気占いはweather senseではなくてweather lore。 wounding multiplier 負傷補正、致傷補正 負傷係数、負傷倍率、負傷乗数 「致傷」はGURPS第3版でdamageの日本語訳として使われていたもの。一般的には修正がmodifier、補正がadjustmentかcorrect
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★アメコミ原作TVドラマデータベース アメコミドラマ:MARVEL アメコミドラマ:DC アメコミドラマ:その他 お蔵入り作品 ↑企画止まり&パイロットフィルム止まりの作品はこちら。
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MARVEL <長編> 「脅威のスパイダーマン」(ハヤカワ文庫Jr、レン・ウィーン、マーヴ・ウルフマン) 「脅威のスパイダーマン2」(ハヤカワ文庫Jr、ポール・クパーバーグ) 「超人ハルク対スパイダーマン」(ハヤカワ文庫Jr、ポール・クパーバーグ) 「X-MEN (1) ブラックローゼス」(電撃文庫、桑原忍) 「X-MEN (2) ネオ・ヘブン」(電撃文庫、中里融司) 「X-MEN (3) ホワイトゾーン」(電撃文庫、桑原忍、中里融司) X-MENが日本にやって来る、という設定の外伝。翻訳ではなく日本オリジナルの物語で、X-MENなど一部を除き登場人物も本作のオリジナルである。一巻の序盤に、ウルヴァリンとジュビリーはジェノーシャでサンファイアに会っている、という記述があり、当事放映していたアニメ版の世界観を引き継いでいるものと思われる。 本作での扱いではミュータント能力はそれ以外の超能力や気功との区別が曖昧になっている。またアメリカのミュータントは13歳ほどで能力が目覚める場合が大多数なのに対し、日本のミュータントはもっと早く目覚める者や遅く目覚める者が珍しくなく、しかも大人になるにつれて能力が無くなっていく場合が多く、その原因が人種なのか環境なのかはわからないが違いがある事が認められる、という設定になっている。 <映画のノベライズ> 「スパイダーマン」(角川文庫、ピーター・デイヴィッド) 作中にマーベルのキャラがカメオ出演している。登場したキャラはジャック・マードック、マット・マードック、エディ・ブロック、ブルース・バナー、リード・リチャーズ、ヘンリー・ピム、カート・コナーズ。 「スパイダーマン2」(角川文庫、ピーター・デイヴィッド) 「スパイダーマン3」(角川文庫、ピーター・デイヴィッド) 「ハルク」 (角川文庫、ピーター・デイヴィッド) 「ファンタスティック・フォー - 超能力ユニット」(竹書房文庫、ピーター・デイヴィッド) 「X‐MEN 2」 (扶桑社ミステリー、クリス・クレアモント) 映画とは結末が異なっている。 「ハワード・ザ・ダック - 暗黒魔王の陰謀」(新潮文庫、E・ウェイナー) DC <長編> 「バットマン - ジョーカーの逆襲」(竹書房文庫、クレイグ・ショー・ガードナー) 一般人を洗脳してバットマンに仕立て上げるという悪事を思い付いたジョーカーが最終目標として最もバットマンらしくない人物であるブルース・ウェインを狙う 帯のコピーがジョーカー復活とか書かれていて当時公開されてたバートン版映画のジョーカーが甦ったとか思わせて紛らわしい 「バットマン - スペクターを追え」(竹書房文庫、サイモン・ホーク) 「バットマン - サンダーバードの恐怖」(竹書房文庫、ジョー・R・ランズデイル) ゴッサムシティ郊外を舞台に、バットマンvs漆黒のフォード・サンダーバードという構図で描かれる、バットマンの異名が一つ『闇夜の探偵』に引っ掛けたような異色の推理小説。 ここ最近、ゴッサムシティ郊外では真っ黒なサンダーバードが夜毎ひき逃げ殺人を繰り返していた。何事かと思って調査に乗り出したバットマンを嘲笑うように、黒いサンダーバードは事件を起こし続ける。例え、密室であろうと…。 「バットマン 究極の悪」 (早川書房、アンドリュー・ヴァクス) 犯罪者を生み出すのは幼児期の児童虐待であるとの観点から書かれたハードボイルド作品。「究極の悪」とは作中に出てくる児童買春シンジケートのことである。「アウトロー探偵バーク」シリーズで有名なハードボイルド作家である作者は少年事件・児童虐待案件専門の弁護士でもあり、本作以外の作品も児童虐待がテーマとなっている。 法の裁きでも足りない虐待者への怒りがバットマンの心を蝕む。そんな主を見たアルフレッドはある文書の封印を解く…。そして、東南アジアに蠢く巨悪を感知したバットマンは、海を越える。バットマンのオリジンに関わる重大なキーパーソンを本筋に絡めているのと、生々しい描写が特徴。 題材が非常にデリケートなので、人によっては少々強引に児童虐待に的を絞っていると感じたり、日本の児ポ禁法問題を思い起こすかも。 内容が内容なので、作中でバットマンが打ち倒す相手はお馴染みのヴィランではなく、あくまでも児童虐待の加害者たちである。 「原作スーパーマン」(講談社、エリオット・マッギン、翻訳:手塚治虫) 装丁に徹底してクリストファー・リーヴ主演の映画版の素材が使用されているため映画のノベライズと思われがちだが、映画とはストーリーが大きく異なるほか、ケント夫妻が雑貨屋を営む、クラーク・ケントがTVリポーターとして活動しているなど執筆当時の設定を踏襲した原作コミックのノベライズとするのが正しい。 「ヤングスーパーマン〈1〉」(C・NOVELS、マイケル・タイテルバウム、ジェフ・ゴッテスフェルド 、シェリー・ベネット) 「ヤングスーパーマン〈2〉」(C・NOVELS、ナンシー・ホルダー) 「ヤングスーパーマン〈3〉」(C・NOVELS、ディーン・ウェスリー・スミス) 「コンスタンティン」(竹書房文庫、ジョン・シャーリー) <短編集> 「バットマンの冒険〈1〉」(現代教養文庫) 「バットマンの冒険〈2〉」(現代教養文庫) <短編> 「スーパーマンの子孫存続に関する考察」(ハヤカワ文庫SF、ラリー・ニーヴン『無常の月』に収録) 一種のホラ話なのだが、「射精の勢いはコントロールできないので、人間の女性とスーパーマンがセックスしたら、射精の瞬間に女性の頭が吹き飛んでしまう」「そもそもスーパーマンが人間に欲情すると考えるのがおかしい。それは人間がキャベツに欲情するようなものではないか」など、スーパーマンの子孫存続に関する「科学考証」を進め、スーパーマンがどのように子孫を残すか(当時の設定で)書いたもの。 <映画のノベライズ> 「バットマン」 (竹書房文庫、クレイグ・ショー・ガードナー) 「バットマンリターンズ」 (竹書房文庫、クレイグ・ショー・ガードナー) 「バットマン&ロビン ― Mr.フリーズの逆襲」 (電撃文庫、マイケル・J・フリードマン) 「バットマン ビギンズ」(SB文庫、デニス・オニール) 「スーパーマン リターンズ」(小学館文庫、マーヴ・ウルフマン) その他 <長編> 「ウィッチブレイド 碧の少女 LOST GENERATION」(徳間デュアル文庫、市川智士) 日本アニメ版の設定をベースにした作品 時間軸では漫画版「ウィッチブレイド丈流」とアニメ版の間にあたる 「悩みのスーパーヒーロー」(竹内書店新社、ロバート・メイヤー) <短編集/長編> 「ワイルド・カード」(創元SF文庫、ジョージ・R・R・マーティン編) SF作家などによるシェアード・ワールド(世界観を共有している)作品。スタートはジョージ・R・R・マーチンがゲームマスターとなって行ったスーパーヒーローもののテーブルトークRPGである。 ゲームのタイトルは「スーパーワールド」。出版社はケイオシアム社で、「這いよれニャル子さん」で有名になった「クトゥルフの呼び声」の親戚筋に当たるシステムを使っている。 ジョージ・R・R・マーチンは、現在では「ゲーム・オブ・スローン」のディレクターとして有名。 仲間のSF作家などがキャラクターを作成し、その行動を基に小説を書いた。ジョージ・R・R・マーチンは小説の中の時間的な整合性や、言葉の統一(例えば、トランプの用語で全体を統一するなど)も行った。 架空歴史小説であり、スーパーヒーロー小説である。1946年に異星人がばらまいたウイルス(ワイルドカード・ウィルス)が原因で、超能力を持った者が登場し、世界の歴史が一変する。 「ワイルドカード・ウイルス」に感染したものの90%は死亡、一部は「ジョーカー」と呼ばれる身体的変異などを持ったものに、1%が身体的な変身を受けずに超能力を身に着けた「エース」と呼ばれるものになる世界である。 全体のトーンは、コミックスと比べるとリアルでダーク。 実際の社会問題などを投影しており、ジョーカーへの差別問題なども描かれている。ジョーカーの社会運動を行っているのが、象の鼻の先に掌がある鼻を持つエグゼビアというジョーク?も。 「大いなる序章」「宇宙生命襲来」「審判の日」の第1シーズン3作品(各上下巻)で、(翻訳者・黒丸尚の死により)刊行停止。 本国では1987年から現在まで、出版社を変えながらも出版が続いている。 <短編> 「超人」(早川書店「S-Fマガジン」1996年3月号、キム・ニューマン) スーパーマン(とは明言されていない)がナチス時代のドイツに落ちていたら?、という作品一言でいえば「スーパーマン:レッド・サン」ナチスドイツ版。 <ゲームブック> 「サイボーグを倒せ」(社会思想社、スティーブ・ジャクソン編) アメコミ的世界設定の珍しいゲームブック タイタンシティの守護者である主人公シルバー・クルセダー(開始時に超能力、ハイテク、怪光線、超肉体のいずれかの能力を選ぶ)は、悪の組織「恐怖結社」のボスであるチタニウムサイボーグを倒すために街中を飛び回り大冒険を繰り広げる。 <映画のノベライズ> 「リーグ・オブ・レジェンド」(竹書房文庫、K・J・アンダーソン) 映画版には版権の都合で登場出来なかったカンピオン・ボンドがラストに登場 「Vフォー・ヴェンデッタ」(竹書房文庫) 「スポーン」(メディアワークス、ロブ・マグレガー、トッド・マクファーレン) 「ヘルボーイ THE NOVEL」(ジャイブ 、イヴォンヌ・ナヴァロ)
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BattleAssistant for GURPS ガープスの戦闘補助ツールです。通信対戦も可能(予定は未定)です。 BattleAssistant for GURPS 最新のヴァージョン 過去のヴァージョン 最新のヴァージョン 20080824.zip 約285k 初公開バージョン。味気ないテキストチャットツール。 過去のヴァージョン